自民党 衆議院議員 早川忠孝 ウェブサイト

お問い合わせ・ご質問はこちらまで

ここからメニューです。

→戻る

ここからコンテンツです。

「愛知万博の開催について」

2005/03/30-00:00

みなさん、こんにちは。早川忠孝です。

去る3月25日、「自然の叡知」をテーマに「愛知万博」(愛・地球博)が開会しました。
それに先立つ24日、天皇皇后両陛下、皇太子殿下、小泉純一郎首相をはじめとする三権の長などが出席して開会式が、愛知県長久手町の長久手会場にある「EXPOドーム」で行なわれました。
私も国会議員の一人として、この開会式に出席してきました。

思えば、日本で初めての万博が開催されたのは1970(昭和45)年の事でした。当時は高度経済成長の真っ只中であり、「人類の進歩と調和」というテーマに誰もが未来への夢と希望を託すことができた時代でした。
しかし、経済発展とひきかえに我々が失ったものは少なくありません。その一つが、豊かな自然環境であります。

開会式にあたり、天皇陛下は
「人類と自然のかかわりについての理解を一層深めさせ、世界の人々が手を携えて地球の環境を良好に保つよう努力する契機となるならば誠に喜ばしいことであります」
と述べられました。

まことに心打たれるお言葉であります。いかに自然と人類が共生し、発展を続けていくかが今まさに我々に問われている究極の課題です。愛知万博の会場では、そのヒントが到る所に見られます。

例えば、私は360度にわたる迫力ある映像が見られることで話題の「長久手日本館」を拝見してきましたが、ここに供給される電力はすべて、燃料電池や太陽光発電を組み合わせた、近未来のエネルギーシステムで賄われています。
121の国と4つの国際機関の知恵が結集し、新しい世紀にふさわしい博覧会となった愛知万博が、地球環境への関心をさらに深めるイベントとして成功することを心から祈りたいと思います。