自民党 衆議院議員 早川忠孝 ウェブサイト

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「この1年を振り返って」

2004/12/28-00:00

皆さん、こんにちは。早川忠孝です。
衆議院議員に当選させていただいてから1年余りが過ぎました。弁護士として国民の権利を守り、正義を実現するという大事な職責をもっておりますが、2004年は、議員としての活動に誠心誠意、専念させていただきました。

よく、「国会議員ってどんな仕事をしているの」と聞かれることがあります。
国会議員の仕事は、国民の代表として、法律や予算を審議し、国の重要な政策の立案や決定していくことにあります。
国会議員の担う責任の重さというものは、理屈の上では分かっておりましたが、就任してみて初めて気づかされたことも少なくなりません。国会議員、分けても自民党の国会議員は、党本部で行われる政策決定のための会議(政務調査会)に毎日朝早くから出席しています。財政、外交、防衛、教育、社会保障など、あらゆる分野にわたってこれまで行われてきた国会での議論や政府における検討内容を理解して、それらを更に充実、発展させていくための勉強を怠るわけにはいきません。まさしく日々研鑚であると実感しています。
この1年間、そうした国会や自民党での活動を通じて、私がこれまで培ってきた経験や知識が役立つ場面が極めて多くなってきたと感じています。

私は大学では法律を修め、昭和44年、大学紛争で卒業が6月になった年に自治省(現在の総務省)という役所に入り、富山県庁や自治省公務員部で働いた後、昭和50年からは弁護士となり、現在に至っております。
「地方自治は民主主義の学校」と言われますが、国や地方自治の現場で、自分の学んできたことを活かして参りたいと考えております。
昨年の総選挙で初めて当選させていただき、「立法」府の一員として、新たな活躍の場を頂戴しました。長年、行政や司法に携わってきたことから、立法の場においても即戦力として働かせていただきたいという思いで、国会議員としての活動を始めました。

自民党の中には、かつては、議員としての資質や能力よりも、当選回数の多い少ないが物をいう風潮があり、当選1回でしかない私が果たしてどれだけの仕事ができるのか、自分ながら自信がありませんでしたが、小泉総理が誕生して、自民党が大きく変わりました。内閣や党の役員の顔触れを見ても一目瞭然であります。派閥の一部の幹部によって人事が決まってしまうようなことはありません。郵政民営化問題や三位一体改革の議論の推移を眺めてみても、幹部の決定に若手の活発な発言が相次いでおり、発言しない国会議員の影は明らかに薄くなっております。

当選して間もない一年生の私が、法律の専門家としてのキャリアを買われ、今国会で成立した『犯罪被害者等基本法』の与党政策責任者プロジェクトチームの一員として法案の策定に加わることができたり、来年の通常国会へ継続審議となった政府与党の重要法案である『政治資金規正法』の改正法案の共同提出者になって、答弁者の役割を担うようになったのも、自民党が大きく変わっていることの証拠です。当選回数の多少に関わらず、個々の議員が有する資質や識見に応じて、若手でもどんどん登用していかなければならないという党執行部の心意気が感じられます。
党改革実行本部長も兼任されている安倍幹事長代理の下、党改革実行本部の幹事、タスクフォースの一員として、党改革を実現していかなければならないと考えております。

これからの国会議員は、一人一人が国民の代表者としての責務を自覚し、国の重要な政策の立案や決定に責任を持つ存在にならないことは言うまでもありません。
日本の未来を切り拓いていくことができる、優秀な人材を育てていくこと、そういう環境を整えることが当面の私の務めであると考えております。

国会へ送り出して頂いたご恩に報いるべく、感謝申し上げながら、「埼玉から自民党を変える。埼玉から日本を変える」という意気込みで、2005年も誠心誠意全力を尽くして、法律家出身の清新な国会議員として国民に恥じない仕事に取り組んで参る所存でおります。

皆さんの変わらぬご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。